HOME > 事業紹介 > ラオス給食

~ 一日3食の給食で元気に学校生活を送れるよう ~

P1050777.JPGP1050733.JPG

学校が遠いため通学が困難な生徒は、平日学校の寮で寝泊まりし週末に家に帰ります。寮での食事は、学校から提供されることもありますが、多くのこどもが家から食材を持ってきて自分で調理しています。お米と野菜だけの食事で、栄養バランスも悪く、動物性たんぱく質を摂取する機会はほとんどありません。
学校が食事を安定して提供できるようになれば、寮生活は格段に改善され安心して学校生活を送れるようになります。また、学校に行けばきちんとした食事が食べられると分かれば、親達も学校に行かせようとする意識が高まります。

養鶏による食事環境の改善

学校において養鶏場を建設し、十分な栄養バランスと量の給食を提供できる環境を整えることで、こども達が安心して学校生活を送れるようにしていきます。こども達が勉強に励み、さまざまなことを学び、より良い未来への道を歩んでいける地域社会づくりを行っていきます。
農業局と協力して適切な農業指導を行うことで、次世代の担い手であるこども達の農業知識と技術を高めていきながら、農業主体の地域社会の発展を促していきます。

給食で笑顔あふれる学校生活

適切な栄養バランスと量のある食事を摂取することにより、こどもの発育が促され、全体的な身体能力の向上につながります。病気になるリスクも軽減されるようになります。
さらに、養鶏で育てた鶏や卵は食すだけでなく、市場等の販売でき、学校の現金収入につながる。得た現金を食糧調達や学校設備改善、備品類購入に充てることで、教育環境の改善が期待できます。


P1050750.JPG
P1050653.JPGP1050649.JPG

今年度の実施校

ルアンパバン県ルアンパバン地区スァンルアン学校

この学校では、山岳部の貧困家庭あるいは病気や地雷により親を失った孤児が寮暮らしをしながら勉強しています。山の中腹部に暮らす民族ラオトゥンが492人、モン族が67人が暮らしています。通常の寮生活であれば土日はそれぞれの家に帰りますが、この学校のこども達は帰るのは新年と学期休みぐらいです。
政府の政策方針によりこの学校のこども達には1ヶ月一人当たり200,000kip(日本円で約3,000円)が政府から支給されていますが、もともと貧困が強い家庭の子が多いため、十分ではありません。先生の話では、入学する際にたった一着しか服を持っていない子も多く、筆記具なども全く足りていない状況です。また、保健室の設備が十分でないため、病気になった時には病院に連れて行かないといけないため、その費用の捻出もとても大変です。医療費を政府が7割負担してくれるらしいのですが、3割も大きな負担となります。
この学校では昼と夜だけ給食が提供していますが、野菜と米が中心のため、栄養バランスが良いとはいえない状況です。何よりこどもの成長に必要な朝食がないことが問題となっています。

将来の夢にむけて

ラオス政府は、国策として有能な人材の育成と発掘に力を入れているため、成績が優秀なこどもは政府の支援で大学やテクニカルカレッジに入学でき、住居等の支援も行っています。こども達が安心して勉強に励むことができる生活環境を整えることで、こども達がそれぞれが思い描く未来への道を歩めるように支援していきます。


P1050780.JPG

P1050771.JPGP1050769.JPG