HOME > 団体について > 国連ハビタットの活動

国連ハビタットの活動

ハビタットは実際に、どういった活動を行っているのでしょうか。


1996年に開かれた第2回国連人間居住会議(ハビタットII)では、171カ国、2万人以上の参加のもと、世界行動計画=「ハビタット・アジェンダ」が採択されました。またそこで揚げられた目標を達成するための具体的な活動として、「グローバル・キャンペーン」の実施が決定されました。

habitat.jpg
 ジョアン・クロス氏
  国連ハビタット
    エグゼクティブディレクター


whats02_z01.jpg

“ハビタットの「安定した保有」に関するキャンペーンは、スラムなどに対する不法な強制立ち退きをなくそうという運動です。そして、居住に関する最も重要な権利のひとつは、「一定の土地に安心して住み続けられる権利」であるということを大前提としています。またそれは、都市貧困層の生活改善のために企業や個人の投資を促進する上でも非常に重要です。一方、「都市ガバナンス」に関するキャンペーンは、貧困層を含む全ての人々が「まちづくり」に意欲的に貢献し、都市生活の利益を享受できるような「市民参加型のまち」を目指しています。”

増え続ける「まち」の人口


今まで住んでいたところを離れ、「まち」に移り、生活をする人々が、世界中のいろいろなところで急速に増えています。これらの「まち」では、人々が生活していくために必要な、「まち」の機能の整備が追いつかず、住む家が不足したり、ゴミや公害などの環境問題、貧しさからくるさまざまな問題が起きています。

whats02_p02.jpg
「まち」に住む大勢の 人たち(バングラディッシュ)

基本的な社会サービスの不足


世界の多くの人々が、まだ水道水や井戸水などの利用ができず、大変困っています。また、公共の下水設備が十分にはいきわたってないので、地面を掘っただけの簡単なトイレしかない家がたくさんあります。こういった基本的な社会サービスを受けられない人々が世界には大勢います。

whats02_p03.jpg
川で水くみをする少年 (ミャンマー)

「まち」の環境問題


環境問題への人々の意識や、ゴミ処理設備などの整備が遅れている「まち」では、ゴミ処理が正しく行われず、衛生上とても悪い環境の中で暮らしている人たちがいます。また、それらが原因で公害が発生して土、水、空気に悪い影響を与えていますが、これも「まち」への急速な人口集中が大きく関係しています。

whats02_p04.jpg
「まち」のゴミ問題 (インドネシア)

「まち」の住宅問題


発展の途中にある国の「まち」では、貧しい人たちの住む家がたりなくて、スラムと呼ばれる区域や住んではいけないところに住む人たちが増えています。一部屋しかない家に複数の家族が一緒に住んだり、昼と夜に交代で住んでいる家族もいます。

whats02_p05.jpg
線路の脇で生活する人たち (カンボジア)